健康長寿・病気平癒-1-

少彦名命(スクナヒコナノミコト)ー 医薬と療法の祖神 ー

ご神徳:病気平癒・医薬・健康

主な伝承:大己貴命(オオナムチノミコト)とともに国づくりを進め、
医薬や療法、まじない、そして温泉の利用を定め、人々に薬の知恵をもたらした神として
広く信仰されるようになりました。

少彦名命は、神の国と人の国をつなぐ小さな神ともいわれ、
体の小ささに似合わぬ大きな知恵で人々を助けたとされます。

後の時代には薬祖神として祀られ、大阪の道修町の祭礼などでも厚く崇敬されています。

主な鎮座地:少彦名神社(大阪市中央区)                                                  
       五條天神社(東京都台東区)

一寸法師のモデルとも言われています

大己貴命(オオナムチノミコト)〔大国主命〕

                           ー 医薬と再生をもたらす大神 ー

ご神徳:病気平癒・医薬・再生

主な伝承:国造りの神として知られ、出雲の地で多くの試練を乗り越え、人々の暮らしを整えた神です。

兄神たちの嫉妬を受けて何度も命を落としましたが、そのたびに蘇り、
再び立ち上がったと伝えられています。

特に、根の堅洲国では、神産巣日神が遣わしたキサガイヒメとウムガイヒメの二柱の女神に治療を受け、再生したという神話があります。

その力強い生きざまは、再生と生命力の象徴とされ、病を退け、
命をつなぐ神として信仰されてきました。

主な鎮座地:出雲大社(島根県出雲市)
       五條天神社(東京都台東区)

オオクニヌシ・アシハラシコヲ・ヤチホコ・
オオモノヌシ・オオクニタマ…たくさんの名前をお持ちです

大物主神(オオモノヌシノカミ)ー 病を鎮める三輪の神 ー

ご神徳:病気平癒・厄除・家内安全

主な伝承:崇神天皇(スジンテンノウ)の代に疫病が広がったとき、
三輪山(みわやま)の神であるオオモノヌシノカミを正しく祀ることで
病が鎮まったと『日本書紀』に伝えられています。

三輪山をご神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)の境内には
薬水として知られる御神水があり、
古くから病を遠ざける水として信仰されています。

人々の恐れや不安を鎮める力をもち、平穏な日々を守る神として厚く信仰されています。

主な鎮座地:大神神社(奈良県桜井市)
        狭井神社(奈良県桜井市)

猿田彦神(サルタヒコノカミ)ー 道開きと延命長寿の守護 ー

ご神徳:健康長寿・方除(ほうよけ)・交通安全

主な伝承:天孫降臨の際に、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)をはじめとする
天の使いを迎え、道案内を務めた神です。

まっすぐに立ち、顔は日輪のように輝いていたといわれます。
その姿から、災いを払い、人々を正しい道へと導く力をもつとされました。

のちの信仰で、その堂々たる姿が長寿の象徴としても結びつき、悪い方角や災厄を避け、
健やかに生きることを願う信仰が全国に広まりました。

主な鎮座地:猿田彦神社(三重県伊勢市)
       椿大神社(三重県鈴鹿市)

大山咋神(オオヤマクイノカミ)ー山と水の恵みを守る長寿の神 ー

ご神徳:健康長寿・厄除・酒造守護

主な伝承:山や川を治める神として、自然の恵みを通じて人々の暮らしを支えました。

松尾大社では、清らかな御神水が延命長寿の霊水として伝えられています。

また、その御神水は酒造の守護とも深く結びつき、酒が「百薬の長」とされたことから、
水の力をもって身を清め、生命を養う神として、健康と長寿を願う祈りが今も続いています。

主な鎮座地:松尾大社(京都市西京区)
       日吉大社(滋賀県大津市)

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